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2011年9月19日 (月)

内容証明郵便の使い方(依頼のしかた?)

しばらくブログをさぼってしまい、このまま忘れ去ってしまいそうなので、
がんばって再開。

行政書士がかかわる業務に内容証明郵便の作成があります。
ちょっと、依頼する者の立場に立って、裏側に触れてみます。

この内容証明、強力な法的文書のイメージがありますが、
実は、ただのお手紙だったりします。

確かにいくつかは、
内容証明に法的な効果を持たせることができるのですが、
基本的には、何の強制力もなかったりするわけです。
最近は、みなさん(受け取る側)もよくご存知なので、内容証明を送って、一発解決なんてケースはそう多くは無いです。

じゃあ、なんで使うの?といいますと、
簡単に言うと、「いつ誰が誰に何の主張をしました。」と明らかにするためです。
要するに、言った言わないを避けるためですね。
問題提起のきっかけにしたりもします。

ちなみに、よく、行政書士が名前を入れると、報酬が加算される事務所を拝見しますが、
ま~、営業の邪魔をするわけではありませんが、結果はおそらく変わらないと思います。
これは、「効果的な結果を出すため料」ではなくて、「矢面に立つため料」ですね。
ただし、受取りで、弁護士事務所から複数名の弁護士連名で内容証明が来たりすると、僕でも結構ドッキリしますので、これの報酬加算は「効果出すため料」と言えますか。
こればかりは、資格の差(弁護士は名前入れると違う)を感じますが、
それも、一歩間違うと、中身の文章しだいで逆効果になることもあります。

つまり、資格者が事実や法的な論点に的確な内容証明を作成すれば、
効果的なことは間違いないのですが、
反対に、的外れで冗長な文章に資格者が判をついていたりすると、一気に相手になめられてしまいます。
これは弁護士も行政書士も同じ。
すると、要は中身の文章が大事なわけです。(当たり前か)

今までの経験からすると、
的確かつ無駄のない内容証明を作成すると、
誰の名前を載せようが載せまいが、相手の出方は丁寧になる傾向です。
普通の人なら、読めばどんな人が作成したか、分かるはずですから。

そして、的確かつ無駄のない文章は、
細かい聞き取りと打合せを経てからでないと、作ることができません。
それでいて事実に基づいた本当に必要な主張は、そんなに多くは無いものなので、
(というのは、脅し文句ばかりの内容証明もよく見るので。←あまり感心しませんね)
通常は意外と文章が短くなります。
ただし、長い文章の方が効果が見込める時もありますので、どちらが偉いわけでもないんですけどね。
そもそも、内容証明を出すべきなのか、出さない方がいいのか、なんて判断もありますので、まさにケースバイケース。
想像力を総動員して作成にかかるものです。

なお、「内容証明作成専門」なんて専門分野はありません。
訴状作成専門って弁護士が言うようなもんかな?
いろいろな法的問題の意思表示の一手段として「内容証明」があるだけだからです。
根本の法的問題に実務的に詳しくないと、気の利いた文章って作れないんですよね。

内容証明を作ろう(依頼しよう)という時に、ちょっと参考になればと思います。

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