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2012年5月 8日 (火)

合同会社の出資金払込みの抜け穴

いや~、抜け穴ってほどでもありませんが(条文どおりなので)
合同会社の出資金の払込みって、銀行を使わなくてもいいんですね。
知らなかった~(*^.^*)

通常、株式会社で出資金の払込をするときは、登記申請に添付する書面として、
「払込みがあったことを証する書面」に、
払込みのあった通帳のコピーをホチキス止めして証明書面にします。
これは、会社法34条2項に、「銀行とかを使え!」って書いてあるので、
そのための方法となるわけです。

おかげで、合同会社の設立で、その払込みの取扱いも同じとばかり思ってましたが、
参考書をペラペラ見てると、
「払込みは銀行に限定されていないので、直接代表社員に支払ってもよい」
とある。
なるほど、会社法578条では、34条2項にあたる条文がないから、銀行は要らないわけだ。
でも、どうやって払うの??その確認は???
参考書には、その具体的な証明方法については、ノータッチ(^^ゞ お~い責任とってよ~

もうこうなると、気になって仕事そっちのけ。
いいじゃん、銀行使えば、と思いつつ、いつもの司法書士の先生に確認。
すると、「そうですよね~、たしか領収証でもよかったはず」(普通やらないから、分かりませんよねぇ)
そーすると、その書式は???

確認すると、なんてことはない、ただの領収書。
これでいいんかい?と、つっこみつつ
え?領収書は出資者に渡すんじゃん?2通作るってこと?
こうなると、もう法務局に直接確認。
「会社控えと考えれば、べつにいいんじゃない?原本かどうかなんて見ないし」
そんなもんか~

でも、これって、本当に金銭の収受があったか分からないですね。
銀行を介してなら、少なくとも見せ金であっても現金が動くけど、
一枚の領収書だけなら、どうとでもできちゃうわけですから。

結局、銀行に行ってもらわなくて便利かな~、と思って目に付けましたが、
あーしたり、こーしたり、悪いことがイロイロ思いついてきましたので、
実際に現金の所在が確認できないと、うちの事務所では封印ですね。
正しく使えば、ただでさえ手間の少ない合同会社の設立が、
さらにひと手間減ります。

あれ?この領収書に収入印紙は要るのか?非課税文書?
・・・もーいーや、税務署もやってないし。

ま~、良いんだか、悪いんだか、、、(^_^;

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